<10の法源>
1.コーラン アッラーが大天使ガブリエルに使いを出してムハンマドに伝えた
2.スンナ (マホメットの言行記録-生前の発言など)
3.イジュマー =元来は決断・合意といった言葉。ムジュダヒドというイスラムの最高ランクの法学者が全会一致で採択するとそれが「コーラン」「スンナ」に次ぐ基準となる。実際は非常に難しいためスルタンが全会一致にしていたらしい。
4.キヤース(類似のもので物事を評価する。たとえばワイン禁止から類推してアルコール類の全面禁止など)
5.イスティフサーン
以下略
<六信五行>
『六信』 1.神(アッラー)2.天使(マラク)3.経典(モターブ)4.預言者(ナビー)5.来世(アーキラット)6.天命(カダル)
『五行』
1.信仰告白(シャハダ) 「アッラーの他に神はなし。マホメットはその使途」
2.礼拝(サラート) 1日5回
3.喜捨(ザカート) 所得の40分の一 とコーランに明記
4.断食(サウム) イスラム暦9月(ラダマン)にて
5.巡礼(ハッジ) 一生に一度は信徒として是非メッカに
『五経四書』
本来は五経がメインであって論語は注目されていなかった。これを四書として同じく重要な書にしたのが朱熹である。日本の儒学は朱子学であるから当然論語は最重要のテキストとなった。
五書 1.易経 2.書経 3.詩経 4.礼記 5.春秋
四書 1.論語 2.孟子 3.大学 4.中庸
大安・仏滅などの『六曜』は仏教ではなく陰陽道から
ノートルダム寺院のノートルダムは「我らが貴婦人」つまり聖母マリアのこと。ノートルダム寺院はマリア信仰の寺院でありこれは本来宗教的にはありえないこと。
エリコの壁 旧約聖書のエリコの街を囲む鉄壁の城壁から。神により壊された。
イスラムの商人色を出すものとしてアッラーの徳に「感情高い」があげられる。その他コーランに「アッラーに素晴らしい貸付をするものはいないか?何倍にもしてそれを返却して頂けるぞ」など見られる。ムハンマドは商人出身。
イスラム教のタブーの食品を「ハラム」といい、OKなのを「ハラル」