時化の影響で派遣は延期されましたね。韓国は運がいい。そんなわけでテーハミングックです。欧州の半島国家の近代史をやったので、アジアの半島国家のちょっと歴史ばなし。
1880年代以降、文明開化に成功した日本は防衛上朝鮮半島に乗り出します。朝鮮を開国して、日本のように近代化するという国策です。釜山がロシア港になったら日本は終わりという恐怖のもとです。
朝鮮の中にも近代化をしなければ植民地かされるという危機感の元日本に賛成する勢力がありました。日本はこれを利用し、朝鮮に影響力を及ぼし始めます。それをみた清が横からちょっかい出してきます。当然のことながら元々の宗主国である中国を信用し、政府は中国よりへと変わっていきます。
そんな形で清と日本との綱引きがあり、政府がその時々の優勢なほうへと政権を依存することになります。そしてその結果日清戦争が起こりました。
日清戦争で日本は下関条約を結び、清に対して今後朝鮮に手を出さないと約束させます。ついでに台湾と遼東半島を割譲します。そうなると朝鮮は俄然日本びいきになります。政府は親日に政権へと思いきやここでまたもや問題が起こります。３国干渉によって日本は独仏露相手に遼東半島の中国への返還を認めたのです。まだ、欧州国家には勝てないという日本は、なくなく返還します。
そこで予想通りの反応に朝鮮はでます。なんとロシアになびき始めました。この人たちは自ら進んで植民地に立候補を名乗りでたのです。ロシアに保護を頼んだのですがその結果がどうなるかを100%理解してなかったと思います。そんなこんなで今度は日本が日露戦争でロシアを破るとまた日本に・・・・
一貫性と自主性がなさ過ぎます。というか常に誰かに保護を頼むのですが自分で国を守ったらどうなんだと思いますがね。いずれにせよロシア領にならなくてよかったですね。帝政下のロシアの植民地支配は・・・・・