民主党について語っていたが民主党といえば、本場はアメリカ。
現在民主党は共和党のブッシュ政権からの次期選挙での巻き返しを狙っている。アメリカの民主党といえばリベラルである。日本人からしたら民主党と共和党のどちらの方が思考や価値観的に似ているかといえば、人権重視・男女平等、中絶OKなどの面からみて民主党の方が受け入れやすいと思う。だがしかし、こと日本に対する政策かけては共和党の方が圧倒的に優しい。
民主党は経済重視のリベラル、共和党はイラク戦争などみてもわかるように保守なのであるが経済重視の民主党にとっては日本は経済的に敵国であるために非常に対日政策は苛酷を極めた。ことクリキントン大統領は中国重視、日本軽視のジャパンパッシングを行った大統領でった。
その点共和党政権は安全保障重視なために、そうなると日本は同盟国、中国は仮想敵国な為、対日政策は非常に日本重視となっている。アーミテージ元国務副長官によるアーミテージレポートと呼ばれている日米政策提言書は関係者曰く「これを日本が拒絶するなら日本はアメリカとどういう関係を築きたいのかわからない」と呼ばれるほど日本を対等な同盟国として扱い、同盟国としての敬意と尊厳に満ちた政策提言をするという内容であった。
次の大統領が仮に民主党からヒラリーがでて当選したならば日本にとっては悪夢となることは間違いなかろう。だが、共和党ならよく民主党なら駄目という安易な二元論もまた問題ではある。