ヤフーを見ていたらヤフーの広告でエヴァンゲリオンの特集をやっていた。どうも10周年だかの記念でヤフーのBBで流すらしい。
日本のアニメで大ヒットといったらガンダムとエヴァンゲリオンであろうと思う。もちろんタッチもヒットしたのであるが社会現象といったものからみたらこの二つが該当すると思う。2つともロボットアニメであって二つともアニメの最後が尻切れになっている。放映時には人気がなかったということも、共通項として挙げられると思う。
エヴァンゲリオンは1度でも見逃すとアニメとしてやっていけないという何とも不思議なアニメであるが、全部見ても意味が不明という不思議なアニメである。映画の最後にみんながどんどん溶けていったシーンがあるがあの意味を放映して8年ぐらいしてたまたま何かの機会に弟に意味不明の代表格として話したところ「あれは人類補完計画が実行されたからだよ。群体から単体へと人類が生まれ変わりLCLのスープに溶けてるんだよ」と謎を解かされて多少驚いた。
その後ネットの親切な人から無料で映像を手に入れて見直してみたが、なるほど、そういう意味だったのかと納得することが多かった。ただ、どうして碇パパはぜーレに刃向かって独自の人類補完計画を考えていたのかが謎であり、碇パパの独自プランがどういったものであったのかわからないから困ってしまう。
映画はわざと人気を出すためにあえてアスカが戦いをするシーンを作ったとおもうから私はあんまり映画の評価はよろしくはない。むしろ最終話に拍手して「おめでとう」で乗り切ろうとした大人の事情のガイナックスこそ真の意味でガイな人たちだと思う。