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新しい国際機関を創るという事と日本のディレンマ

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 ニーハオ。今季のフォーリン・アフェアーズ(foreign affairs)に日本の常任理事国について書いてありましたね。日本人は国連にかなりの幻想を抱いていると言われてますね。宇宙船地球号のメインデッキみたいなものですからそれはそれは大変大切なものです。

 それとは反対にアメリカはかなり国連に対して不満をもってますね。納得がいかない御様子です。それもそのはず、アメリカの政策はかなり国連に足を引っ張られる形となっております。そして、最近では国連を脱退して新しい形の国連を創ろうか?ということもまことしやかに噂されております。

 アメリカが不満なことの一つにまず「国連総会のどんな国でも一票」というのがあげられるでしょう。平等な精神はすばらしいですが、理想は理想、現実は現実です。フィジーや東ティモールとアメリカが同等の権利を持っているとはすばらしいことです。しかしながら実際何かこの2国が国際社会で問題が起きたとき、それらをこの2国の力で解決できるでしょうか?

 そういったことを含めて、自分の思い通りにならず腐敗を極めた国連が本当に必要なのかといったことがアメリカでは討論されているようです。

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