「男たちの大和」という何とも不思議な映画がヒットしているようですね。それに対してクリント・イーストウッドが「イオージマ」という映画を作るそうです。いずれも滅びてゆく日本が舞台です。というわけで今回から2回。第二次大戦アンソロジーと称して二つの映画の舞台背景についてデス。
第二次大戦は日本にとって何だったのでしょうかね?イマイチ日本人は結論を出すことができませんね。それはまだまだ自分自身で客観的に評価ができないからです。中国は歴代の王朝の仕事として前の王朝の正史を編纂するという大切な仕事があります。これは、新王朝ができたらすぐに編纂するというものではなく、しばらく時間をおいた後に編纂します。そうしなければ、客観的に評価ができないからです。
清王朝が滅亡して100年近くたつのでそろそろ清史の編纂を中華人民共和国がしなければなりません。けど、中国がまじめに偽りなく編纂ができるのかと思います。それとも、歴代の王朝はほとんどの正史を改ざんしてきたのでしょうか?それは誰にもわかりませんが、歴史書を待ちたいです。
というわけで、映画について、はじめはどちらからいきましょうかね。「イオージマ」からいきましょうか。では、次回。