偽物から酷似ブランド、中国の「盗版有理」(WTOへの“造反有理”)
ベンツ、BMWそっくりのクルマが大々的に中国市場に登場した
世界から酷評された中国の偽物市場。ルイビュトンの新型はパリで新作発表前に、北京で偽物が出回っている。パリのデザイン部にスパイが潜り込んでいるのか?
大ヒット映画「スターウォーズ」の新作「エピソード3」は、ハリウッド封切りの翌々日に中国で偽DVDが出回った。価格は20元(300円)。
これじゃ、知的財産権の守護を誓っての、中国のWTO加盟そのものの動機もあやしくなる。(以下の記事は省略)
『宮崎正弘の国際ニュース・早読み 平成17年(2005年)9月26日(月曜日)通巻1234号』のメルマガより転載 メルマガ登録ページはこちら
コピー大国だが、新作発表前にどうやって入手してるんだか。とりあえずこの国に著作権という概念がない。そしてこれは今後中国にとって非常に大きな足かせになるだろう。反日をあれだけ教育で徹底できるのだからコピーライトの概念もしっかり学ばせた方がいい。ビジネスにおいて最も重要なのは信頼である。そしてその信用を最も失わせる行為の一つが著作権侵害だろう。これでは商売があがったりになってしまいますねぇ。今後の中国が変われるかどうか、どうなんでしょうねぇ。