あんまりこういうお堅い文章は書きたくないのですが、まあ書いてみようかしらとね。選挙で自民党が300議席近くとりましたね。世間では「勝たせすぎて不安」なんて意見も街角インタビューで見られますねぇ。結果、与党は衆議院の3分の2を占めることになったんですね。これはいい意味でも悪い意味でもチャンスだと思います。
一体、何をすればいいのでしょうか。これは憲法改正です。次回の選挙まで4年あります。慎重に意見を煮詰めても4年もあれば十分でしょう。これを機会に変えるべきだと思います。少なくとも憲法改正の手続きの改正はするべきでしょう。
よく、憲法改正=9条平和条項の改正と考えがちですが、憲法改正の手順って凄いですよね。まず、両院で3分の2以上、そして国民投票で過半数を取らないといけない。つまり、鉄板なみの堅さです。憲法と言う国の最高法規であるから当然と言えば当然ですが、あまりに改正の為のハードルが高すぎるといっても過言でないと思います。
アメリカが日本国憲法を作成(自国の憲法を外国が作成する事自体がおかしいのですが)した際に「絶対に変更できないように設定した」と言われています。せめて「両院の半数以上」かつ「国民投票過半数」でいいのではないかなと。とりあえず、どんな条項でも(例えば60年前には存在せず規定されていない、「環境」「プライバシー」といったものの権利を明記するとか)変更してみたらいかかでしょうかしらねぇ。もう二度と3分の2以上を占有することは今後ないのかもしれませんしね。