社会・時事

圏央道が高すぎて迂回路になってない

更新日:

首都圏の渋滞と利便性を図るために建設された圏央道であるが、ちょっとよくわからないことが多い。例えば東名と圏央道の合流地点は合流するための分岐路がまさかの一車線。だから渋滞が慢性的に発生している。最近これを渋滞解消の為に2車線に変更すると発表されたが遅すぎやしないか・・・と思う。

また、料金設定だが圏央道は高い。高すぎる。例えば、厚木から桜土浦まで行くのに、首都高は3560円、それに対し圏央道は5210円。その差1700円。これでは混んでいても首都高を使う。

東名、首都高などのバイパス効果を狙って建設されているが現状は「首都高を使った方が安い・・」となると「誰が圏央道を使うの?」という疑問に直面してしまう。儲けるためにはしょうがない価格設定かもしれないが、これを首都高経由と同じ値段にすれば東北方面に抜ける車などは軒並み圏央道を利用するであろうから、利益率は低くなるが売り上げはトータルで高くなると思う。

圏央道は首都高など他の高速との接続することを使命として建設されたのだから、料金に関しても圏央道だけでなく他の高速との兼ね合いを考えて設定しなければならないと思う。圏央道単体で利益を考えて価格を設定するのは建設目的に反している。

先ほどの厚木~桜土浦の料金が首都高が3560円であるなら正直、圏央道は3000円ぐらいの値段に設定して首都高から利用客を奪うか、または他の高速から圏央道を経由して他の高速に移動するなどバイパス道路として圏央道を利用した場合には料金を2割引きにするなどして圏央道の利用促進をしないと都心の高速の混雑解消にはつながらないと思う。

高速道路の利用率の上昇は最終的に一般道の渋滞解消にも繋がるので首都圏に住む人々の全てに恩恵が得られる方策だと思う。先日、2016年から発着地が同じならどの高速を使っても料金を同じにすると言う計画が発表されたが、ようやく問題が見直されはじめたので更なる改善を求めたいと思う。

 

-社会・時事

Copyright© 楊屋商店 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.