最近、スカパーでは富に特集が多い。
理由は二つ、お盆である。つまり夏休みであるからその人たち向け。そして、終戦記念日であるからです。
そんなわけでイーストウッド大先生のおかげもあって硫黄島特集が多い。Io-jimaでおなじみのことですね。
でもやっぱり第二次世界大戦っていったらナチスことドイツですな。華があります。まあ、どうでもいいことですね。テレビでは特集で「戦争についてどう思います?参加しますか?」っていうようなインタビューをしてましたが「人殺しなんてしたくないです。だから参加しません。」って答えていた人が多かった。
僕は驚いた。パンツはかろうじて落ちなかったけど、ちょっと脱帽した。
『戦争って人殺しだったんだ』
とね。逆に言うと戦争って「大量の人殺しをする行為」と捉えている人が多いってことですね。これは「日常感覚の延長」で捉えた感覚です。まったくもって正常ですな。ただ、正常な感覚が常に正しいとは限らないのがこの世の中です。
ちょっと気になったのが「人を殺すぐらいなら自分が死にます」って言っていた人。こういう人の多くが殺人犯に銃を突きつけられていて「ここにいる人を殺したらお前の命を救う。殺せなければお前を逆に殺す」と言われたら「ごめんねぇ」と言いながら相手を「さわやか」に殺すと思う。そして1ヶ月後にはそのことを忘れてピンピン普通の生活をしていますよね。
戦争だから納得できないけど人を殺しますって言った方がよっぽど「実際には殺せなくて自殺」するか「殺した後に罪悪感にずっと苛まれる」と思うよ。それが人間の真実だよぉ。