ナルニア国物語が映画化されたらしいですね。あの本は実家に全巻そろっているのですが、家族の誰も読まなかった本です。面白いのか面白くないのかと言われれば、面白くありませんね。多分翻訳がいまいちなのだと思います。
ああいった作品を映画化するのであれば、「エルマーとりゅう」が私は一番すきですね。ハートフルです。ナルニアは凄い不合理なんですよね。聖書を読んでいる西洋人からすれば非常に納得がいくと思うのですが、そういうのに慣れていない日本人はいまいちストーリーがしっくりいかないと思います。
「水戸黄門」とか「暴れん坊将軍」とかの勧善懲悪物の時代劇をみていた西洋人は「あんなに結果がわかっているいつもお決まりのパターンのストーリーをみて何が一体楽しいの?」と言っていましたがそういった感じで逆に日本人的には不可思議なストーリーがしっくりいかないんじゃないのかと思います。