トランプ大統領爆誕!!
オバマは「黒人でなければ大統領になれなかっただろう」と、時々政治評論のテレビ番組で言われていたりします。(たかじんとかで辛坊さんや竹田さんが言ってた)
アメリカ国民はオバマで懲りてなかった
オバマ大統領は「私達リベラルで知的な白人は、黒人差別をしないからオバマを応援しちゃう」的な大学生ぐらいの若者が好んで投票しそうな感じの勢いに後押しされ、やたらにうまい演説の効果もあって選挙であれよあれよと当選してしまった。
その結果蓋を開けてみれば「政治の能力は大したことはない」という恐ろしい結果であり特にアメリカの外交政策は力を失って迷走した。(シリア問題とか)
オバマが一流である能力は「演説」と「無類の選挙の強さ」であり、これは超一流の能力であるといえるが、実はこれらの能力が一番効果を発揮するのは大統領に就任する前のことであって、実際に大統領になると空気であった。(オバマケアもボロクソだった)
ここではオバマのことを言いたいのではない。トランプ大統領である。つまり、政治の能力が未知数の人を大統領にしちゃいかんよ。ということである。そりゃ、やってみなきゃわからないけど、アメリカ程の超大国はくしゃみをすれば他の国が風邪をひくからたまったものじゃない。日本だってビビって株価や為替が乱高下したし・・・
ぜひ、上院議員なり州知事なりで政治経験が豊富で能力がある程度わかっている人を頼むから選挙で選んでくれ。という感じである。ちなみにトランプが大統領に当選したけど、実際の下馬評と違っていた。これは「人間腹の中の本音では何を考えてるかわからん」ということであろう。
人々の中に「大きな声じゃ言えないが、俺もトランプの移民政策には賛成なんだよ。つーか、移民は帰れよ。治安悪くなったし。でもインタビューや世論調査ではトランプ支持って言いにくいから言葉を濁して、選挙ではちゃんと投票しよう」とか「アメリカが攻撃される心配はないから無責任とか言われようが、もう他国に介入するのやめて紛争起こっても放っておこうぜ」と心の底で思っていた人が相当数本音ではいたと言うことだろう。選挙結果は正直である。
それと「何がなんでもヒラリーだけは絶対にいや。トランプよりも嫌」という人も多かったのだろう。「ヒラリーどんだけ嫌われてるやねん」と結果を知った時、私は強く思ったのである。
選挙結果の実際の得票率は僅差でヒラリーだったので、実際は50:50というところだったのだろう。だから、アメリカ国内でも理想と現実に揺れていたのだ。それがこの結果に如実に反映されている。しかし、トランプの揺れている髪の毛は本物でなく偽物であると声を大にして主張したい。