さて記念すべき第1回目はマサチューセッツ州です。え?このブログのタイトルですか?はて。
というわけで誰がなんと言おうとマサチューセッツです。
皆さんMAって何のことかわかります?MAというのはマサチューセッツの略称なんですね。MAと言われてエルメスとかビグザムとか思い出す人は病院行った方がいいですよ。以下wikiを引用しながら書いていきます。
マサチューセッツと言われると日本人がまず思うのはマサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology 通称MIT)です。「マサチューセッツに行くの」というと「マサチューセッツ工科大学の?」と聞かれるぐらい有名なのですが、他にマサチューセッツという名前を知らないが故の話でしょう。マサチューセッツ州は非常にメジャーな州ですが、マサチューセッツという名前自体は本当に無名ですよね。
というわけでマサチューセッツというよりボストンがある州に行くんだ。ハーバード大学のある州に行くんだ、といえばご理解がいただけるようです。
MAは歴史的にニューイングランドの中核州でもあり、ボストンはボストン虐殺や優雅にボストン茶会事件などのヒストリカルイベントが満載で、歴史談義をよそにクラムチャウダーをかっ食らうことができます。
私は町全体にピューリタンの雰囲気を感じるといったら「ピューリタンの雰囲気ってどんな感じ?」と逆にアメリカ人に突っ込まれましたが。つまり荘厳で町自体が歴史的な建物を含め落ち着いている。それでいてどこか宗教的感覚も流れてくる。非常に難しいのですがここはニューリングラドであり、イギリスからの移民者の街だということを実感させられました。街の空気もシャキっとした寒さが漂う冬季に入るとなんというかストイックな雰囲気が流れながら暖房の聞いた部屋ではじけたパーティーをもということでしょうかね。
それでは州の紹介です。
<歴史>
アメリカの最も古い街のひとつ。独立13州の内の一つです。ニューイングランドという地名でもわかるように、ヨーロッパの歴史からみて新しく、アメリカの歴史から見て最も古い都市でありますね。現在よりどちらかといえば過去(歴史)に生きている州であると言っても言い過ぎではないぐらい歴史的な街が多いです。魔女の街セーレムなどはその代表例だと思いますね。ボストンの市立図書館の旧館は歴史的建造物にもなっています。
<大学>
MAといえばボストンです。ワシントンが政治の中心地、ニューヨークが経済ならボストンはアカデミックの中心都市でしょう。宗教はキリスト教徒が多く伝統的州都を囲んでボストン・ケンブリッジーで一体となり世界最先端の研究を続けてきています。
たとえばハード大学は世界的名ビジネスやら医学やら法律で、その世界的権威をあまた排出しており、その隣のMITでは工学関係においてはNASAもびっくりの開発を行っております。
こういった場所に他の大学が、音楽の「バークリー」やカレッジのBU(Boston University)BC(Boston college)といった名門校もこれらの大学システムに花を添えることとなる。おっと忘れていけない「North Eastern univercity」ですな。他にも私が入りたい外交で全米ベスト3に入るタフツ大学やUMASSで有名なマサチューセッツ大学もあります。
ヒラリーさんの出身校・ウェルズリー・カレッジ(Wellesley College)もマイナーですけど女性版ハーバードと呼ばれる大学です。他にも関根勤の娘さんが通ったエマニュエル・カレッジ(Emmanuel College, Boston) -確かFenwayの側で語学学校に行っていてた友人がいました -等がありますね。
<スポーツ>
州都のボストンになりますが、ボストンといったらRedsoxです。とにかく街中でヤンキースの帽子を被っていたら石を投げられるから注意しろといわれるぐらいです。ボストン人は人生の全てをレッドソックスに賭けているといっても言い過ぎではないでしょう。とにかく試合のある日はすごいですし、シーズンの開幕戦は「今日ってシーズンの開幕戦であってワールドシリーズの最終日ではないよね?」と「たかが野球だよね」というぐらい町中がお祭りさわぎになりますし、ボストンFOXも開幕一色です。
他に有名なスポーツチームとして名年の名手ラリー・バードが在籍していたバスケットのボストン・セルティックス(Boston Celtics)と全米一の人気スポーツのアメフトのニューイングランド・ペイトリオッツ(The New England Patriots)がありますがいずれもボストンにあります。
<その他>
有名なMAの会社といえばダンキンドーナッツとCVSがあります。いずれもMA発祥なのでこの2つのお店とBank of Americaだけは街中に雨後のたけのこの様に物凄い数の店舗があります。
ボストン美術館 (Museum of Fine Arts, Boston) はおそらく日本以外で世界でもっとも日本の美術品が充実している美術館です。北斎の「神奈川沖浪裏」などもこの美術館の所有です。名前が「ボストン美術館」でないのに注意してください。ボストン人はFine Artsとか言ったりしますし、印象派の絵画が充実していることでも有名です。(アメリカ人は印象派が充実しているといいます。個人的に日本の所蔵品は国宝クラスがバンバンあると思うのですが・・・・)
その他近郊に足を伸ばせば魔女狩りで有名なセーラム(セイラム魔女裁判)や半島の町ケープコッド(Cape Cod)があります。ケープコッドには確かゲイやレズの同性愛の町があるそうで、MAはいち早くから同性愛カップルを認めた州なんですね。またBay State(湾の州)というニックネームを持つだけあってロブスター、クラムチャウダー、マグロなどの海産物が有名で特にロブスターは観光地のお土産のキャラクターにもなっております。
以上がMAの紹介ですがとても長くなりました。読んでくださった方感謝いたします。
ちなみに冬は死ぬほど寒いです。初めてボストンにきた入植者(寒さに死ぬほど強い白人)がバタバタ倒れて死ぬぐらい寒いです。厚手のコートは必須です。